東アフリカ№2

2010年

マサイ村二箇所、行く事ができました。

最初にお邪魔した村は、ンゴロンゴロ近くのキャンプサイトに向かう途中、旅行会社とタイアップして観光客を呼び、高収入を得ているマサイ族の村でした。ガイドの勧めで、仕方なく・・・村に到着すると、村の中心にはお土産が並び、キーホルダーやネックレス、ブレスレットなどのビーズ細工を売っていました。その外側には木や牛の糞、土などから造られた家が立ち並んでいました。おうちはとても小さく、身長が180センチ以上あるマサイ族には、かがまないと入れないし不便では、無いんでしょうかね。そんな事彼是思いながらきょろきょろしていると、女性チームと男性チームに分かれて、歌と踊りのようなもので迎えてくれます。独特の歌と言うか、奇声と言うか、不思議な和音で、すると今度は、クルクル周りながらジャンプどんどん盛り上がって次々にジャンプしています。見てみたいと思っていた、これがマサイジャンプか。あまり感動しませんでした。残念ながらお金を払っての見せ者だからでしょうかね。観光用マサイと言われてるだけあって、マサイのことを説明してくれたこの彼は、英語も流暢で、説明も慣れまくっていました。今度は観光客がほとんど来ないような、普段着のマサイの人々に会いに行こう。ま~それでも、マサイダンスを一緒に踊らさせてもらいましたが、彼らの跳躍力はやはり桁外れでした。1メートルからの、近い高さの垂直飛びを難なく披露してくれ又、マサイの家の中も見せてもらう事ができました。部屋は牛の糞や泥などから作られているそうで窓がほどんど無いために中は何も見えないほど暗いのですが、その分外の熱を遮断しているのかとても涼しく感じました。現地の言葉とスワヒリ語、英語も勉強して、マサイ族のこと、もっともっと知りたいと思いながらンゴロンゴロのロッジへ出発です。知っている事と言えばマサイ族は一夫多妻制で、マサイ族の中では、村で1番高く跳ねれる者が、1番多くの奥さんをもらうことができるとか?確かに皆、高く飛び跳ねる。同じ人間とは思えないような身体能力に、ただただ唖然としちゃいました。車窓からは、動物だらけです。

子供達の学校も覗きに行って見る事に、しました。村の中にある学校で、現地の言葉とスワヒリ語、英語も勉強するそうです。皆一生懸命お勉強してました。

何で彼等が写真を嫌うか?もともと嫌いな訳ではないと思う、ガイドさんいわく、彼等の中にルールがあるらしい。マサイの民族の中にも教養を高めようと、現代社会と接しようとしている人達がいて、子供の為に学校などを作る活動をしている。そうして今まで閉鎖的だった彼等も英語を勉強し、外の世界を知ろうとしているのだ。その為には資金が必要になってくる。
生きる為に必要な食料はあるし今まで通り生きられるが、学校を作るような膨大な資金は作れない。そこで村を見学させて、それをわずかな収入にしているらしい。だから、観光に来た私達が無断で写真を撮ったりするのはルール違反という訳らしい。でも、そうした現代分明に順応していく必要が、彼等にはあるのだろうか?今まで通り、彼等の生活を続けて行く事が彼等のポリシーなのではないのかとも思った。


観光客を呼んで、高収入を得ているマサイ族の女性

現代文明の影響か、見ての通り前歯がなかったり汚い。

ビーズのマサイグッズコーナーが、ありました。

マサイの言葉教えてもらいました。

ソパ! → こんにちは。
イーパ → こんにちはへの返事。
カージ 美代子→ 私の名前は、美代子です。
イラ ソパ → 元気ですか?
アラ ソパ → 元気です。
オレセレ → さようなら。
キドゥア → また会いましょう。

もちろん、未だ奥地で伝統的な暮らしを続けるマサイ族も少数いるそうです。自然の中で狩りをしながら伝統的な暮らしを守り続けてきた民族Masaai観光客が来ない村へ・・・

いよいよ今日出発予定№3で、アップします。

牛と共に生き、牛肉を食べ牛血を飲んだりしている、私が一番カルチャーショックを受けたのが、マサイ族の女性が、昔からの風習で成人前にクリトリスを切除してる事。他の部族では廃止された風習を今だに、マサイ族だけは頑強に固持しているとか。この風習による死亡率は、予想以上に多いと言われてる。