唐澤山で、古典芸能を楽しみました。

能「殺生石」観世流・狂言「寝音曲」 

暗闇に浮かび上がる能舞台そして幽玄の世界へと引き込まれ
暗闇に浮かび上がる能舞台そして幽玄の世界へと引き込まれ
中央の殺生石が割れて・・・
中央の殺生石が割れて・・・

お友達5人と楽しみました。此れからディナーです。
お友達5人と楽しみました。此れからディナーです。
舞台に一番に上がって、ツーショット感激です。
舞台に一番に上がって、ツーショット感激です。

能 殺生石とは、・・・

修行僧玄翁が奥州から都へ赴く途中、下野国那須野原へさしかかると巨石があり、その上に鳥が落ちてくる。不思議に思っているとそこに女が現れ石のそばは危ないから近付かぬようにと諭すので玄翁が訳を聞くと自分は昔、玉藻前という美女に化け帝をまどわせたが化生のものであると見破られ、逃げて来てここで殺され、その妄執の心から石になったと語る。夜半に正体を見せようと告げて石の中に隠れる。(中入)仏事を営むと石が割れて狐が現れ、三国に害をなした昔や、退治されて殺生石になった次第を語る。しかし、今ありがたい供養を受けたのだから、この後は決して悪事はしないと約束して消え失せる。

狂言 寝音曲とは、・・・

太郎冠者の謡を聞きたくて主人は彼の言うなりに酒を飲ませ膝枕を貸して謡って貰う。二曲目には座って謡えというが、それでは声がでないとしぐさで答えるので、再び膝枕を許す。主人はそうっと頭を上げたり、又下げたり、そのたびに声が出たり出なかったり。ところがリズムがひょいと狂って、体を起こした時に声が出るようになってしまった。更に調子にのって立ち上がり、舞い始め・・・酒盛りと謡が中心の楽しい曲と、とっても面白い